日本地震予知学会、日本地震学会、日本地球惑星科学連合学会等の講演発表
2009年から、各種学会で講演発表した内容を掲示しています。
「2015年5月25/26日のJGU学会での発表内容」は、下記をご覧下さい。
2015年5月24~25/26日~28日までのJGU学会で、発表内容のPDFを準備しました。
「25日発表」、
「26日発表」をクリックしてごらん下さい。
「地殻変動」SectionでFM放送電波を使った電磁気観測と地震予測の発表講演とポスター展示
2015年5月25日に、幕張メッセ(千葉県)の国際会議場で行われた、日本地球惑星科学連合の学会大会で、表記の講演発表とポスターを展示しました。内容的にはたいへん難しいところもありますが、質問してくる方の中には意気投合して随分話が弾むことがありました。
「地震火山・電磁気現象」Sectionでは、FM電磁波の電磁観測と潮汐同期現象の発表講演とポスター展示
2015年5月26日に、幕張メッセ(千葉県)の国際会議場で行われた、日本地球惑星科学連合の学会大会で、表記の講演発表とポスターを展示しました。地震トリガーとしての潮汐現象や、その根拠となる理論やメカニズムを含めて発表しましたが、口頭発表後のポスター展示会場でも質問に訪れる方が多く、内容的にかなり高度の議論も行いました。しかし、地震予知学会(2014年12月25・26日電通大)で発表した内容に説明図面等に工夫したためか、潮汐トリガーに対する反論的な意見は無く、今後の研究や地震予測活動に生かす自信になったと考えています。
「地震トリガーとしての潮汐!& FM電磁波観測による地震予知!」
2014年12月25/26日に、東京調布市の電気通信大学で、始めて開催された日本地震予知学会の学会大会で、地震トリガーとしての潮汐とFM放送電波の直接波観測による前兆現象と地震予測法等を講演発表しました。
潮汐トリガーは瀬戸内海や潮汐の大きいところに限定ですが、阪神大震災や東日本大震災、それに瀬戸内海等で大きい地震は、大潮の干潮時に60%が集中し、満潮時を合わせると77%も発生していました。逆に考えると、大潮の干潮時が要注意となるのです。
また、当電磁波観測装置で捉えた周期的でパルス模様の異常は82%~88%も潮汐の干満と同期していました。これは、大発見(新発見)ですが、このプラスとマイナス方向のパルス的異常現象は、潮汐と同期し、地震の数週前から数日前に特に乱れが多く出ることから、地震との関係が極めて深いことの証明Dataともなります。従って、FM直接波のパルス観測によって地震前の異常が掴め、地震予知が可能となるのです。
この一連の現象は、2メートルを超す潮汐の重力異動が、地殻に変動を起こし、電磁気的パルス異常を引き起こし、観測に現れたものと考えています。また、このFM波の直接観測は海の周辺に限らず、陸上でも同様な異常現象が捕捉できていることから、FM放送電波の直接波観測を行えば、全国どこでも地震予知が可能と確認検証を進めています。
(尚、今回の発表概要(2回分)は、下記学会発表欄に順次掲載して行きます。2015.1.2)
「地震と電磁気の基本理論」
日本地震学会、日本地球惑星科学連合学会、電磁気学会等で諸現象と地震前兆現象などの解明や基礎理論等の研究を行っています。
地震前に震源で発生する電磁気による諸現象をいろいろな観測方法で捕捉し、観測データを解析しながら理論と経験則によって地震の予測にまで発展させたいと考えています。
(最新)大地内を伝わる電磁気に注目し地震観測を継続しています。
「FM電波と観測NET」
FM放送電波の観測によって、地震の前兆現象が変動データとして記録できるようになりました。異常現象の根拠となる電波の伝搬変動について予想理論を裏付けるように、観測データの集積が進んでいます。
実は、FM放送電波の観測装置には、ハムの英知が詰められています。それは世界最新のネットワーク技術と観測データの解析技術が小さな受信機に観測網として導入されているからです。最初は、数局で始まったFM放送電波の観測も、大分ネットから、今は横浜から沖縄迄に拡大し28局、112の放送電波の観測網にまでネットが成長しました。また、関東から東北へと全国ネットが広がっており、全国的な地震予測網として活用できるよう進めています。
「AMから短波他の観測」
阪神大震災で、地震直前にAMラジオが聞こえなくなるという前兆現象が報告されています。また短波放送やV・UHFの通信にも伝搬異常がありました。それで、私は当初から0~30Mhz
の全バンドを受信してデータとして記録していますがいろいろと前兆現象が有ることが判ってきました。地表面からノイズが出るとか、短波の電波にノイズが載ってくることもあり、ノイズは情報源として観測を行っております。
東日本大震災でも、AMラジオでノイズが入ったと聞きました。AM放送をいつも聞いていれば地震がわかるかも?と思いますが、短波等の遠距離電波の受信と解析によって、数千㎞離れた地域の地震予測が可能になるかも知れません。
(AMラジオ)+(ハム機器)+(電磁波専用観測機器)
「移動観測とアース電磁気観測
ノイズ探しの移動記録中に面白い発見をしました。50Mhzで異常なノイズが入るのでどこから来ているのか、VHF受信機とSDR-14とPCセットを持って自宅から移動観測に出かけました。各方面を廻って海岸に行ったときアンテナ(HB9CV)を持つ手が疲れて、支柱を上にして地上に置きました。するとノイズが増えたので、あれっと思って置き直しましたが、やはりパリパリッとノイズが増えます。それで
地表面からノイズが伝わってくるとはどういうことなのか?地震感知が目的であれば、地震の震源地での異常を直接アースから感知できれば、最もわかりやすいと思ったのです。現在は、ボアホールを掘って震源地を捜す実験研究が実際に行われていますが、これからの研究や発展が最も期待されている分野です。
(写真が移動アンテナのHB9CV)
現在、このアース伝搬の電磁気を観測して研究をしています。GPSの記録と比較するとほぼ連動しているようですが、私達の観測は海上も観測できますから、比較的地震の震源地を捕捉しやすいと考えています。(2014年.7月3行追加)
(アースアンテナはおもしろい)また、講演依頼が一般からも入るようになり良く出かけています。
・・・東京調布市にて ・・・東京調布市にて ・・・東京調布市にて ・・・東京調布市にて ・・・東京調布市にて