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 JYAN研究会は、地震を予測するためアマチュアネットを組んで地震と電磁波の研究をしています。

TEL. 0978-72-2643

〒873-0503 大分県国東市国東町鶴川1737番地

 研究会方針CONCEPT

 研究会の方針

2017年8月1日 6月の産経新聞やCQ誌9月号にも取り上げられましたが、熊本地震での観測は地震予知の電磁的観測のモデルとなり得る素晴らしい観測でした。熊本地震は、14日夜の前震と16日の本震でしたが、この2回とも私たちは観測Graphから判っていたのです。一週間前のことです。ただ残念なことですが公的機関やメディアに対する信用が無く情報が役に立ちませんでした。ところが、本当に驚愕すべきは、どちらも4回の連続的な地震であることが電磁観測にはっきりと「Graphにミニピーク」として現れていたのです。(これはデータ解析段階で判った事ですが、その通りに地震が起きたのです。)要するに、熊本地震は、2回の大きな地震で、そのどちらも4回の連続的地震だったのです。
電磁観測なら
「 熊本地震は2回大きな地震があり、それぞれ4回の連続的な地震がある!」と言うことが、一週間前に判ると言うことなのです。
 これは、大発見でした。確かに、その通りのデータがあります。これを学会でご覧になった方は反論も無く、素晴らしいの一言です。この事実を聞いた皆さんは「ノーベル賞ものだ」と言いますが、未だ世間には知られていません。

2017年6月1日 現在の方針について
 5月にJGpU学会で2回にわたる講演発表が終了し、10年前に困難が予想されていた電磁観測の学論(簡易版)が纏まりました。特に昨年の熊本地震、鳥取地震、福島沖地震等に続き、今年も地震活動が続き活発化しています。昨年残念な思いをした広報周知力も大事ですが、やはり第一は観測網の整備です。全国の各県に2~3局が設置できればと考えています。これには、仲間の募集が必要ですが、特にアマチュア無線家の協力を得たいと思っています。観測網各局にはどうぞよろしくお願い致します。
 また、4月から観測情報のスマホ用HPを運用しています。観測サービスエリアに限られますが、できうるだけ社会貢献をしたいと考えています。

2017年1月1日 本年からの取り組みについて
 新年 開けましてお目出とうございます。どうぞ、本年も よろしくお願い申し上げます。
さて、昨年は熊本地震、鳥取地震、福島沖地震茨城北地震と続き、今年も地震活動が継続します。このうち、良く観測できたのは熊本地震です。他の鳥取、福島地震等は、直近に観測局が無く、観測エリア外となりました。
結果として
1 熊本地震では、前震が6日、本震が9日に電磁的前兆が良く判ったので、13日頃、と16日頃に大きな地震があることが予想できました。従って、地震前兆の「明確な経験則」が加わりました。
2 鳥取地震では、約半年前に発表した地震の傾向通りの地震が発生し、広域での観測手法の正しい事を検証できました。
3 福島地震及び茨城地震では、正しい観測手法(矯正方法)が判りました。(関東の地震は、実験でOKです。)
〇 反省事項、私達の観測で予測が出来たとしても、それを、地震予防に利用して貰うため、広報手段(利用等の伝達と周知徹底方法)が無い事です。この理由としては、熊本地震で14日に竹田市で前震に揺られた後、熊本に行き「もう一回、大きな地震が来る」ことを伝えましたが、テレビ等で「今後1週間は余震に注意して下さい」と、繰り返している中、私の(どこの誰とも判らない)地震予知情報は、殆ど役に立たない事が、よく判りました。そこで、昨年皆さんから戴いた多くのご意見に添って、今年の目標は次の通りとします。
1 電磁的に地震前兆を掴む方法は、実用可能な段階まで達したが、完全に捕捉できる迄研究を進めること
2 地震前兆は、大きい地震で1~2ヶ月前、中地震で1週間前に判るが、周知徹底方法を構築すること
3 確実な地震観測情報の発信団体として、しっかりとした組織を作ること
 また、本年は、新たなに開発中の観測方式の導入検討と、JYAN観測網を、全県設置(将来的には、全県地方単位~全市設置)へ取り組んで行きたいと考えています。以上が今年の目標です。

2016年7月 熊本-大分地震を観測して
(1)今後は地震観測が飛躍的に向上します。これは、実際に震度7等の地震を間近で観測し、現在の観測手法の長所と短所を確認しながら、観測の欠点を補う方法を見い出したのです。従って、今後は新しい観測装置を開発することになります。
(2)地震観測以外に大事なことを体験しました。実は以前から気付いていたことですが、地震が予知が出来たときの対応や準備が不足していました。これまでは、実際に役立つ地震情報を配信しようと懸命になってきましたが、実は、地震予知ができても、官公庁やメディアが取り扱ってくれないと周知徹底出来ず、役に立たない事を体験しました。(何度も気象庁が「今後1週間は余震に注意して下さい」等と言うと、私が「まだ大きいのが来ますよ」と言っても聞いてくれません。従って、私達の情報に注意して貰うべく、実績作りを行う事になります。

2015年6月 地震予測実験について、その概要と要領が次第に判ってきました。するに、観測に異常が出たら、絶対!で無くても予測を発表るすべきか否か?と言うことなのです。大分県に観測網を設置した6年前は、9局でHF等を入れても14局しかありませんでした。従って、観測網の維持管理も簡単で問題もありませんでしたが、今は35局+α局で、放送電波の観測は140局をオーバーし全国に広がっています。こんな先端技術を駆使した観測網は、他(世界的に)にありません。地震観測の要望が多い地域を広げていたら、東北にまで広がってしまったのです。おかげで、現在は多くの地震を観測し地震Dataを積み増しています。実は、この体験が最も大事で、実際の地震予測には無くてはならない経験則(Data)となるのです。
 さて、本論ですが、昨年から観測を元に予測実験を始めました。目的は、観測予測が本当に正しいのか?と、異常を感知したとき周知が上手にできるか?が主な趣旨です。この頃は、火山を含めた観測も行っていますが、この実験は迷うことが多々あります。原因は、火山を含め経験則Dataが十分でないからです。従って、予想を含めて実験を行っているのです。本来は、確実な観測と経験則Dataを元に、間違いの無い発表をすべきですが、未だ十分で無く、推測や予測が入っている場合があります。「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式や「オオカミ少年」式は、極力避けなければなりません。そこで、信頼を無くさないため①間違っても予測を出す?又は②確実に判るまで出さない?のどちらが良いですか?を真剣に検討しました。
 答えは、人身に危険を及ぼす震度5以上は、例え間違っても、可能性が高ければ、発表する方が皆さんの安全につながると言う判断です。反対に、出さないと役には立たず、信頼は失われ、観測の意義も薄れます。従って、「間違う可能性があっても、お知らせを優先する」方向にシフトします。ただし、「可能な限り観測や基礎Dataをしっかり整え、間違わないように最大の努力をする」事としました。従って、今後も、観測網やサービスエリアを拡大しながら、皆さんの安全に寄与する事に勤めたいと思います。

2014年10月 少しずつ準備していた災害危険情報等の収集と配信ですが、CQ誌にハムの社会貢献という特集に、地震予知アマチュアネットが掲載される予定になりました。丁度良い機会なので懸案事項の作業を進めたいと思います。
 その1は、ハムが電磁波の異常伝搬やノイズ等の異常に気付いたとき、どこに連絡すれば良いか判りませんでしたし、その情報をしっかりと受け付けてくれるところもありませんでした。阪神大震災や東日本大震災の時も、その必要性は十分判っていましたが未だ改善できていません。そこで、万が一に備え、その異常情報をメールで受け付け、適当な機関に配信する作業をJYAN研究会が試行と言う形で、実験して見たいと思います。現在、JYAN研究会を率いる私が、地震学会&JGUと日本地震予知学会の会員で、前兆や予知情報の収集のあり方や生かし方などを専門家と一緒に検討できる立場にいますので、追求し研究をして見たいと思います。ご意見はhamic@jyan.jp にお願いします。
 
 その2は、JYAN研究会の観測網が沖縄から福島まで広がり、地震の前兆観測が可能と思われるエリアが次第に広がってきました。現在の所、前もって地震予知できた例も増えていますが、未だ観測のクロスチェックや二重三重の確認等が満足とは言えず、発表までには至っていません。しかし、万が一、震度6強以上で、場所、時期等がほぼ特定可能な場合に限って、観測状況を明示しながら関係者に注意喚起メールを配信する{実験}を行いたいと思います。なお、私達の観測ネットは全国に広がりつつありますが、未だエリア観測が十分とは言えず発信する内容が確実とは言えませんので、情報の配信先は、配信内容に責任は問わないと言う法人又は個人に限定します。しかし、現在でも「地震の噂?」が広まると問合せが来るようになりました。私達は観測状況そのもので返していますが、地震研究と観測の必要性は十分ありますし、観測ネットでの経験則が積み重なっていますから、実用レベルを目指して研究を進めたいと思います。

 2013年9月「JYAN研究会」は、地震予報アマチュアネットと言う新しいホームページを立ち上げました。地震を科学し研究して、観測を中心にしながら大地震発生の期日・場所・震度=「いつ・どこで・どれくらい」の予測情報を配信します。現在の科学力で地震災害を防ぐには「前もって知る」しか方法はありません。JYAN研究会は、全国のボランティア諸氏の協力を得ながら「命の安全」を確保したいと念願しています。
 JYAN研究会では、ULF(電波時計)AM(ラジオ)SW(短波)FM(放送)にアマチュア無線バンドなどいろいろな形態でで受信し記録しています。特にFM放送電波の観測網は全国にも拡大中ですが、最新のネットワーク技術と観測表示のグラフ化で地震予測が簡単確実に行えるよう進歩しています。今後も常に最新の技術を利用しながら、間違いの無い地震情報の配信を目指します。


CEOメッセージ(2015年1月版 と HP開設時版)

CEO

 大分県国東市の國廣秀光と申します。ハム歴45年、地震予知研究を始めてから20年、地震研究会を立ち上げ本格的に始めてから7年経過しました。2015年の年頭念頭にあたり、近況を加えながらご挨拶を申し上げます。
 元来、アマチュア無線が大好きで、CMが消防で阪神大震災をきっかけに地震防災は予知しか無いと研究を始め、20年が経過しました。
今もって、日本地震学会と日本地震予知学会や日本地球惑星科学連合学会等で地震や電磁気の最先端技術を勉強しています。全く判らなかった地震と電磁気の関係がようやく見え始め、近年は自分なりの予想理論が構築できていました。そして、先月行われた地震予知学会の第一回大会では、その理論の裏付けとなる観測データを示しながら、地震トリガーとして潮汐があることを発表してきました。
 これまで、地震トリガーは殆ど判らず、地震と電磁気異常の関係さえも証明できなかったのです。しかし、FM電波の直接波観測で、電波の異常変化と潮汐の変化が殆ど同期していることが判りました。これは潮汐による重量変化が地殻変動を促し、電磁異常を併発し、地震のトリガー(瀬戸内海及び潮汐の大きいところ)となっていた事になります。地震統計や多種、多方面からの電磁気観測による記録が証明したのです。
 これは「大発見」です!これまで、地震観測は地震計が主力で、私達が行っている電磁気観測は眼中に無かったのですが、今後は地震観測として立派に役割を担うことができるようになります。なぜなら、地震計観測では前兆が摑めず極めて予知は困難でしたが、電磁気関係では前兆現象が多く報告されていますから地震予知はいろいろな電磁気観測によって可能となるでしょう。

「なぜ?」=これからの地震予測は、電磁気観測によって完成します。物体が動けばエネルギー異動が起こります。従って物体移動は=電磁気の発生となるのです。従って、私の予想理論通り、地震予測は電磁気観測によって可能となるでしょう。

CEO

 大分県国東市の元消防長で、JH6ARA, 第一級アマチュア無線技士の國廣秀光と申します。ハム(アマチュア無線)が大好きで40年のキャリアがあります。私はCMが消防であったことから阪神大震災をきっかけに地震災害を防ごうと、地震の予測研究を始めて17年になります。
日本地震学会や日本地球惑星科学連合学会にも入って地震や電磁気の最先端技術を勉強をしています。これまで、電磁波に強いハムの経験を生かして地震と電磁気の研究をしてきましたが、ようやく自分なりの予想理論が構築できました。そして、その理論の裏付けとなる観測記録が次第に集積されています。
 現在、観測と記録解析によって地震の経験則や変異形態の解明が進んでいますが、今後とも前兆捕捉に重要な観測技術と観測網を充実発展させ、信頼できる地震予測の発表ができるよう進めて参りたいと思います。どうぞ「命を守る地震研究」に皆様方のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

「なぜ?」=地震予測と、ハムによる電磁波観測は、全く関係が無いように思われますが、実は基本的に同じ理論で地震予測が可能になると考えています。地震前兆を捕らえるには、地震の元となる地下深くの震源に行ってその状況を見れば地震予測が簡単にできると思うのですが、実際には地下深く迄行けませんので様子が全くわかりません。それで、仕方なく地上に現れる現象を調べて地震予知を試みていますが良い方法が見付かりません。そこで、私は地震の前兆報告書を調べて見ると検証が可能な「電磁気的な証言」がたくさんあったのです。例えば、ラジオが雑音で聞こえなかったり、テレビのリモコンが効かなかったり、テレビが勝手についたりとか、車に触ったら「バシッ」と電気が来たとかがあったのです。それで、ハムの私にとって最も専門的で知識の豊富な電波に関する研究を始めました。そして、私自身がアマチュア無線機で地震模様のノイズを実際に受信し、翌日に本当の地震があったのです。それで、確信を持って電磁研究を進めることにしました。脇目も振らず退職金が減るのも気にせず高価な機器をどんどん購入して(おかげで海外旅行も行けず)研究を進めました。ところが地震学会でSEMSのN会長から紹介を受けた北大のM先生からFMの観測を進められたことか
らハム仲間の技術協力を得て、高速で世界最新の受信機を開発し最も判りやすい観測網を構築することになったのです。
 また、観測データの解析作業中「瓢箪から駒」式なのですが、電波ミラージュ(電波の蜃気楼現象)を発見し、また、ノイズ探索からアース伝搬をも発見しました。「面白くて止められなかった」のが現状です。この頃は、地震の経験則も積み重ねられ、いろいろな地震パターンが判ってきました。まだ、十分とは言えませんが、今後の大地震にはほぼ正しい地震情報を出せるのではないかと自負しています。また、サーバー担当の山崎さんや20人の観測局と多くの協力者によって研究が飛躍的に前進しています。この場を借りて厚くお礼を申し上げます。


研究会沿革

2014年10月
JYAN研究会がHAMIC(ハムの情報センター)を開設し試験運用開始
2014年7月
JYAN研究会(地震観測網関東3局、東北1局に増250名超)
2014年1月
JYAN研究会(地震観測網共で200名超)
2013年11月
地震観測網HPを開設
2013年9月
JYAN研究会(150名超)
2010年2月
JYAN研究会大分ネット設立
2009年5月
JYAN研究会15名で発足
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